乳歯なのに歯がいがんでいるけど大丈夫?
投稿日:2023年11月20日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は生えてきたばかりの乳歯なのにいがんでる!! 大丈夫なの!?という不安な声を多数いただきましたのでお答えしたいと思います。
歯の生える順番から
まずは赤ちゃんの歯の生える順番から説明したいと思います。
生後6ヶ月くらいから赤ちゃんは下の歯が生えてきます。
可愛い歯が出てきましたね!
そして生後10ヶ月で上の歯が出てきます。
1歳ごろになると横の歯も生えて8本生えそろいます。
そして1歳半頃には奥歯が生えてきます。この頃での卒乳がベストです。
そして2歳頃に犬歯が生えてきて
2歳半に5番目の歯が生えて乳歯が生え揃うわけです。
これはあくまで目安で、最近のお子さんは生えたり抜けたりする時期が割と差があります!
なので生えてこなくても焦らないで大丈夫です。
しかし不安であれば歯医者さんに相談した方が良いでしょう!
歯がいがんでる
生えて間もないのにいがんで生え揃う場合があります。
でもこれは大丈夫です!
赤ちゃんの歯並びはこれからどんどん変わるので斜めに生えても問題はないです。
しかし注意しなければならないことがあります。
・しっかり噛んで食べるということ
しっかり噛んで食べることで噛み合わせは起き上がってきます。
そして理想はすきっ歯でいることです。
30年前ではこのような歯並びの子どもは一般的で、隙間がない子は要注意でしたが、今はこのような子が少なく理想的となってしまいました。
それは食べ物の軟食が原因の一つです。
なので適正な硬さの離乳食をあげる。 オススメは手づかみ食べです。
歯ごたえのあるものを、危なくない範囲でしっかりあげて噛むことが大切です。
・よくないクセをさせないこと
悪習癖と呼ばれるよくない癖が多々あります。
特に多いのは異常嚥下癖。ストローマグや卒乳のタイミングの遅さから唾を飲み込む時にベロが飛び出すのです。
そしてお口ポカンです。
これらをしていると要注意です!
歯並びに影響があるので気をつけましょう!
綺麗な歯並びはかけがえのない財産です! お子さんに財産を残してあげましょう! では!
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