顎を広げる矯正とは?
投稿日:2024年1月22日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は当院の矯正システムである顎顔面矯正について、顎を広げる小児矯正なのですが他と何が違うのか?をお伝えします。
小児矯正について
まずは小児矯正については5歳くらいから12歳くらいまで行う第一期と骨の成長が終わって乳歯が全て生え変わった15歳から行う第二期とがあります。
この顎顔面矯正は4歳くらいから12歳くらいまでを対象に行えます。できれば10歳までには着手したい矯正ですが。
顎を広げるってどういうこと?
このような装置を入れて毎日、ネジを回してもらうのですが、回すことによりすきっ歯となり
適切な歯並びとなっていくのです。
子どもの顎の骨は左右のつなぎ目が緩いのです。
ネジを回してもらうことで広がっていくのですが
普通の歯を動かす矯正とは何が違うの?
ブラケットやマウスピース矯正では主に歯を動かします。
なので歯並びは良くなりますが、顎を広げると他にもたくさんのメリットがあります。
一番は気道が広がるので、口呼吸から鼻呼吸に移行しやすくなります。
そしてそれらが改善することで
・顔貌(面長の顔や出っ歯など)
・アレルギー
・アトピー性皮膚炎
・多動
・おねしょ
・お口ポカン
・いびき、寝相、睡眠時無呼吸
などの改善が見込めます。歯並びだけでなくこれらも改善するのは素晴らしくないですか!?
そして噛み合わせが良くなることで姿勢も良くなります。
そして骨ごと広げているので後戻りが起きにくいのです。
近年、子供は食生活などで歯が大きくなって顎が小さくなっている傾向にあります。
顎を広げるということは、必要以上に大きくすることではなく適正な大きさにまで成長を促進させるということです。
そうすることで発達障害なども改善する可能性があります。興味にある方は是非、お気軽に相談ください! では!
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