受け口の子どもの矯正はいつから?
投稿日:2023年11月1日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
先日、就学前検診を行なってきたのですが受け口の子どもがわりと多かったのと、いつから治療したらいいのか?という質問がかなり多かったので質問にお答えしたいと思います。
このような状態ですね。ちゃんと奥までしっかり当たっているのに前歯が逆転している状態であったり、奥歯が逆の場合も一緒です
様々な先生がいて、考え方もまちまちですが
僕は一刻も早く治療することをオススメします!
乳歯の段階でもです!
大人の歯になれば逆転するかもしれないから経過を見ましょうということはあり得ないです。
もちろん理由はあります。
上顎と下顎の成長は均等ではありません。
このスキャモンの発育曲線は成長は部位によって違うということです。
20歳を100とした場合の量的な変化をあらわしています。
一般型は身長や体重で思春期に伸びているのがわかりますね!
リンパ型は扁桃腺やリンパ節で伸び率がすごいですね!
ここで覚えといて欲しいのは上顎は脳に近いので神経型、下顎は一般型ということです。
なので上顎はかなり早い段階で成長の変化率がピークを迎えるわけですが、上の歯が中に入っていると外側に成長できないのです。
成長抑制してしまう為、乳歯の段階でも早く変えないと下顎の骨が変形する可能性があります。
前歯が逆転して正常になったのにしゃくれている人は
なのでこのような状態を一刻も早く治すために、矯正治療を行う必要があるわけです!
大切なお子さんの噛み合わせや顔貌を整える治療はいぬい歯科クリニックにお任せください!
では!
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