インプラントが動いてる。ぐらつくのはなぜ?
投稿日:2024年3月25日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日はいれたインプラントが動いてきている、ぐらつくけどどうしてこうなるの!?という疑問にお答えします!
インプラントの構造
まずはおさらいとしてインプラントの構造を簡単に説明します。
インプラントは大まかにこの3つに分かれます。
まず骨に埋め込むインプラント体
土台のアバットメント
そして被せ物の上部構造となります! ちなみにこの上部構造に関しては2パターンあります。
ねじ止めで固定するスクリューリテインとのりづけで固定するセメントリテインがあります。
スクリューの場合はこのようにネジがあり上から埋めているのでわかりやすいと思います。
動く場所はここだ!
実はインプラントが動いてくるとのことであれば、上の3つのどの部分がトラブルがあっても動きます。
まずは上の上部構造
ここが原因で動く場合は・・・
・スクリューリテインの場合はネジが緩んでいる場合があります!
歯医者さんで締めてもらいましょう!
・セメントリテインの場合はセメントがとれかかっているのだと思います!
セメントを付け直してもらいましょう!
正直、被せ物が取れかかっている場合はつければ簡単なので大丈夫です!
アバットメント
土台のアバットメントが原因の場合、緩んでいる可能性が考えられます。
その場合はインプラントを入れたところで締めてもらいましょう! メーカーによってネジのドライバーは違うので相談しましょう!
しかし破損した場合も考えられます!
インプラント体
インプラント体が原因の場合は骨との結合がうまくなされなかった、あるいはついてたけど溶けてしまった可能性が高いです!
その場合は残念ですがインプラントを一旦外して埋めなおしとなります。。
まとめとしては緩んだら、即歯医者に行きましょう!
インプラントもお気軽にご相談ください! では!
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