口呼吸の子はほうれい線が出ちゃいます!
投稿日:2024年5月23日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は口呼吸とほうれい線の関係について説明したいと思います。
まずは口呼吸をするとどうなるのか?
特に成長期に鼻ではなくて口で呼吸をし続けると、鼻腔が発達していかないのです。
鼻腔が狭くなることで上顎の口蓋の部分が深く、上がってきてしまいます。
そうすると上の歯のアーチが狭くなってきてしまうのです。
その時にはベロが上顎についてないといけないのですが、ついていないので上顎が前に成長すべき物なのですが成長しません。
口が空いていると前に成長しないといけないのですが下に成長してしまうのです。
上顎が前に成長しないと噛んだ時に下の前歯が見えない過蓋咬合に
もしくは上顎と下顎の両方とも下に成長する反対咬合などになっていきます。
そして歯がガタガタになってしまうのです。
そして上顎が前に成長しない為、中顔面が前に出ずに引っ込んだままとなるのです。
その部分が落ち込んだ状態なので、ほうれい線が目立つようになってきてしまうわけです。
鼻呼吸ができずに口呼吸が続くと、歯並びが悪くなるだけでなくこのようなことにまで発展してしまうのです!
なのでしっかり噛む! 鼻で呼吸する! それを意識しましょう!
お子さんがこのようなお口であれば要注意です!!! では!
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