虫歯だけじゃない砂糖のリスク
投稿日:2022年10月3日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック院長の乾です。
お砂糖は虫歯を引き起こします。その他に砂糖が体に与える影響をご存知ですか?
少し怖い話ですが、知っておいて損はないでしょう。
WHOのガイドラインでは1日の摂取カロリーの5%未満の砂糖量を推奨しています。 大体、25gですがソーダなどの缶ジュースは1本40g含まれているのです。
1日1本飲むだけで摂取目標を超えてしまっています。
それを踏まえた上で、では過剰摂取を行うとどのような影響があるのでしょうか?
1、代謝異常
2、精神への影響
3、病原性微生物のエサになる
4、ヒスタミンレベルの上昇
5、体の働きの極陰性 です。目次だけでも怖いですね。。では解説です。
1、代謝異常
糖全体の20%はエネルギーとして使われますが、きちんと代謝されないとエネルギーとして使えません。残りの80%は別の作用に使われます。
・糖尿病 → 細膜症、腎症、神経障害
・コレステロール、中性脂肪 → 心筋梗塞、脳血栓、認知症、高血圧
・果糖 → カルシウムの代謝を阻害し、歯や骨の病気になります。またカルシウムが軟骨に沈殿し、さまざまな所に結石したりします。
・粘液酸 → たん、鼻水、目やにの増加などです。
2、精神への影響
血糖の上下が激しくなり高血糖と低血糖の状態を繰り返します。すると脳の興奮状態が起き、エネルギー爆発が起きます。学習障害や自律神経失調症などの精神病のリスクも上がります。
3、病原性微生物のエサになる
これにより自然治癒力、免疫力の低下が起きると言われています。
4、ヒスタミンレベルの上昇
アトピーやアレルギー、気管支喘息、花粉症などを引き起こします。
これらの治療では砂糖を減らすことが基本となります。
5、体の働きの極陰性
体を緩める、冷やすといった働きをします。これにより冷え性、便秘、生理痛、胎盤の鬱血(卵巣機能障害、不妊、流産、早産)、ヘルニア、痔、ポリープ、癌、肝炎、白内障、ひざ痛などのリスクが上がると言われています。
これだけのリスクがあるとのこと。過剰摂取は控えながら、美味しいものを適切に食べましょう!では!
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