子どもが寝るときに口テープすべき?
投稿日:2024年6月1日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は口テープについて解説していきたいと思います。
このようなものですね!
口テープについては本当にやるやることをオススメしています!ではなぜした方が良いのか?
子どもはマスクをしちゃダメ?
最近、子どもだけではなく大人の人でも口がずっと空いている人をよく見かけます。
こんなお口ですね。
実は口呼吸をすることは負の連鎖の始まりなのです。
口呼吸をする
↓
上顎に張り付くべきベロが下に落ちる
↓
上顎の歯並びが狭くなる
↓
鼻を使わないと鼻腔も狭くなり顎が前に成長しない
↓
口が狭くなり息しにくいから口呼吸
という風にこのループから抜け出せなくなります。
マスク生活をしていたことも関係があるとは思いますが、そもそも基本的に子どもにはあまりマスクをしない方が良い理由があります。
1、息しにくいから口呼吸になりやすい
まずはこれですね圧倒的に口呼吸になりやすいです。
2、おさえられて顎が前方方向に成長しない
マスクにより前から顔を常におさえられるので、前方向に成長すべき上顎の骨が成長しにくくなります。すると顎が発達せず狭いままなので歯並びも悪くなるわけです。
もちろんマスクをするメリットとしては
・すぐ鼻や口を触らない
・唾などが飛散しにくいなどがあります。
なので人混みではしてもいいかもですが常にすることはオススメしません!
口テープをして寝るメリットとは?
寝ている時が一番お口の菌の数が増えます。それは口腔内が乾燥するからです。
寝ている時に口にテープをはることで乾燥が抑えられ虫歯や大人であれば歯周病のリスクも抑えられるのです。
そして寝ている時に鼻呼吸をすることで鼻腔を使えます。すると鼻腔は広がるので日中も鼻で息しやすくなるわけです。
自然と鼻呼吸も意識することができてきます。
そもそも本来、口は息をするためのものではないです!息は鼻でするようにできています。
アトピーやアレルギーも口呼吸を改善すれば軽減することもあります。鼻から息することは本当に大切なことなのです。
注意して欲しい事
もちろん注意事項はあります
・鼻が詰まっている時は控えてください
・自分でテープを外せる5歳くらいから行うようにしてください。
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