嚥下訓練 パタカラ体操のやり方
投稿日:2022年10月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、本日はお口の代表的な体操パタカラ体操についてお話したいと思います!(^^)!
加齢に伴い筋肉が弱ってくると、お口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。その予防・改善が目的です。パタカラと発音することで、食べるために必要な筋肉をトレーニングします。
パタカラ体操には、次のような効果が期待できます。
1、噛む力、飲み込む力の維持・向上
2、だ液の分泌の促進
3、発音がハッキリする
4、入れ歯が安定する
5、表情豊かになる
6、口呼吸ではなく、鼻呼吸に戻すことで口腔乾燥を防ぐ
7、いびきや歯ぎしりの改善
パ・・・唇を閉じて食べこぼさない
破裂音の「パ」は、唇をしっかりと閉めて発音します。
唇は食べ物をお口の中に取り込んで、こぼさないようにする役割があります。
タ・・・食べ物を押しつぶす・飲み込む
「タ」は舌を上顎にくっつけることで発音します。
舌が上顎にくっついていないと、食べ物を押しつぶしたり、ごっくんと飲み込んだりできないためです。
上顎から下顎へ舌を打ち付けるので、舌の筋肉トレーニングになります。
カ・・・食べ物を食道に運ぶ
「カ」は、のどの奥に力を入れて、のどを閉めることで発音します。この動きができなければ食べ物をスムーズに食道へと運ぶことができません。この動きは、誤嚥せずに食べ物を食道に送るトレーニングができます。
ラ・・・食べ物を口腔内に運び飲み込みやすくする
「ラ」は舌をまるめ、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。
食べ物を口腔内まで運び、飲み込みやすいようにするには舌が良く動かなければなりません。
この動きは、食べ物をのどの奥へと運ぶための舌の筋肉のトレーニングができます。
このような、日常で出来ることをお伝えできますので、気になる方は一度、定期検診に来られた際にお話を聞かせてください(*^-^*)
私たちにもぜひお手伝いさせてください。お待ちしております。
いぬい歯科クリニック スタッフ一同☆
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