子どもの虫歯でショック! 原因は?
投稿日:2023年1月8日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは! いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
子どもに虫歯ができちゃった! ショックですよね!?
しっかり歯磨きしていたはずなのに! でも大事なことはこれからどうしていくかです!
要点を押さえて対策! その解説をしていきたいと思います。
まずは子どもの虫歯ですが、基本的には3歳くらいから虫歯は増えていきます。
めちゃくちゃ早い子なら1歳半くらいからできちゃう子もいてます。。
ここまで早く出来る子は珍しいですが確かにいてます。
虫歯になりやすいこと。
子どもの歯が虫歯になりやすいことをまとめてみました。
1、食生活。砂糖の量。食べる時間など。
2、歯が弱い。
3、虐待(ネグレクト)で歯を磨いてない
などです。それぞれ解説していきます。
1、まずはこれが基本であり、一番覚えておいてほしいことです。
虫歯とお砂糖の量は比例して行きます。
赤ちゃんで気をつけて欲しいのがずっと哺乳瓶のミルクやおっぱいを飲んでるケースです。
夜通し飲んでいる場合は要注意!
ミルクは甘いです。夜通しおっぱいがないと眠ってくれない子もいてます。しかし1歳半を目安に勇気を持って断乳してください! 断乳のメリットに関してはまた別の機会に解説していきます。
ダラダラ飲むとどんどん歯が溶けていきます。 夜は特に唾液の分泌が少なく虫歯になりやすいのです。
3歳を超えて虫歯になりやすいのはお菓子やジュースを飲む機会が圧倒的に増えるからです!
大切なのはダラダラ食べない!
なので1時間半から2時間は空ける!
そしてお菓子の時間を決める。
食べたり飲んだりした後、特に甘いものの後はお茶やお水で流してください!
2、歯が弱い。
この間にご両親の虫歯菌が歯に付着してしまうと歯が弱くなります!
基本的に赤ちゃんには虫歯菌はいません。しかし同居している方のお口の中の菌が
1歳半から2歳半の間は歯にばい菌が乗りやすいです!
口移しはあまりしない方が良いですし、菌が飛んで付着しないためにもご両親も歯医者に通ってお口の状態を清潔に保ってください!
ちなみに
口移しはダメですが、
・スキンシップ
・同じスポンジで食器を洗う
・食べ物をフーフーする などでは飛びにくいです。しかしご両親の菌を保有している数でリスクは確実に変わります!
3、虐待
これはやめましょう!
しっかり歯磨きとお子さんの歯に関心を持ってください!
なぜ乳歯は進行が早いの?
基本的な歯の構造がこのような図となるわけですが、乳歯のエナメル質は大人のエナメル質より薄くて柔らかいのです。なので進行がかなり早いわけです。
虫歯がそれほど大きくなくてもこの歯髄が入っている空間が広いので、大人より神経をとる可能性も高いのです。
虫歯ができやすい場所はここだ!
乳歯で虫歯になりやすいところは大体決まっています。それはこれだ!
上の前歯の間!
そして奥歯といったところです!歯磨きの時に注意深く観察してみてください!
虫歯ができたら治療しましょう! でも大切なことは・・・
これ以上虫歯を増やさないために!
ではこれ以上虫歯ができないようにないをしないといけないのか?
・食生活を見直す
先ほどもお伝えしたように食生活を見直してください! お砂糖の量と虫歯は比例します。
お菓子が好きな子であればキシリトールのものを入れる
歯磨き粉にフッ素を使う
なども有効ですよ!
・歯医者さんに通う
大人もですが、まともな歯医者さんに定期的に通っていて虫歯や歯周病がどんどん進み続けて総入れ歯になるなんてことはあり得ません!!
なので虫歯のリスクがある人ほど定期的に通うことで虫歯ができない環境になっていくのです!
なので歯医者さんに定期的に通うのはオススメです!
虫歯の対策に対しては次の記事で解説します! では!
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