短期間で終われる患者さんに優しいインプラントのセミナーに行きました
投稿日:2025年4月2日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
先日、東京で開催されたMEGAGENのインプラントセミナーに参加してきました。
2日間にわたるこのセミナーでは、臼歯部の抜歯即時埋入、前歯の審美領域における骨や歯肉のボリュームを維持しながらの即時荷重、プロビジョナルの作成、さらには上顎臼歯部の骨が3ミリ以下でも骨造成を行わずにインプラントを埋入する手技について学ぶことができました。
実際の臨床に直結する内容が多く、大変有意義な時間でした。
これだけのインプラントを短時間で安心安全に打つことができました!
臼歯部の抜歯即時埋入
抜歯即時埋入とは抜歯したその日にインプラントを埋め込む方法です。
通常、抜歯後に骨が治癒するのを待ってからインプラントを埋入しますが、即時埋入により治療期間を短縮でき、骨の吸収を抑えられるメリットがあります。
インプラントを骨を作る処置も行なっていくとなると半年から1年は余裕でかかる場合が多いです。
しかしこの術式で行けば2〜3ヶ月で終了することができます。
抜歯即時埋入のメリットとして、治療期間の短縮や骨吸収の抑制が挙げられますが、適切な初期固定が得られないと成功率が下がるという課題もあります。今回のセミナーでは、適切なドリリングテクニックやインプラントの選択がいかに重要であるかを改めて実感しました。特に、MEGAGENのインプラントの特性を活かし、プライマリースタビリティ(インプラントがしっかり固定される力)を最大限に高める方法について学ぶことができました。
前歯部の審美領域での即時荷重
審美領域においては、骨や歯肉のボリュームを維持することが非常に重要です。セミナーでは、抜歯後すぐにインプラントを埋入し、仮歯(プロビジョナル)を装着することで、歯槽堤(歯が抜けた部分の骨)の陥没を防ぎながら審美性を確保する手法について詳しく学びました。特にプロビジョナルの形態が周囲組織に与える影響についての解説が印象的でした。
即時荷重とはインプラント埋入後すぐに仮歯(プロビジョナル)を装着する方法です。
通常はインプラントと骨がしっかり結合するまで数カ月待ちますが、即時荷重により見た目を維持しつつ、咬む機能を早期に回復できます。
オペと同時に仮歯を入れるので審美的に損なわれることはありません。
このプロセスにおいて、MEGAGENインプラントの表面性状が初期固定を向上させ、即時荷重の成功率を高めることを改めて確認しました。他のメジャーなインプラントと比較しても、MEGAGENのインプラントはコーティング技術やスレッドデザインに優れ、骨との接触率が高いため、安定性が得やすいという強みがあります。
骨が3ミリ以下の上顎臼歯部へのインプラント埋入
通常、上顎臼歯部の骨の厚みが3ミリ以下の場合は、サイナスリフトなどの骨造成が必要とされます。しかし、MEGAGENの特定のインプラントシステムを使用することで、骨造成を行わずに埋入できる方法が紹介されました。特殊なドリリングテクニックとインプラントの形状によって、十分な初期固定を得ることが可能であることを実習で体感しました。
他のメジャーなインプラントと比較すると、MEGAGENのインプラントは特に上顎の骨が薄いケースでも対応しやすい形状をしており、従来の方法では骨造成が必須だった症例でもスムーズに埋入できる点が大きな強みです。また、細かいスレッドデザインとプラットフォームスイッチングの組み合わせにより、骨吸収を最小限に抑えられる点も魅力的です。
なので他院にて骨がないからインプラントは難しいと言うケースも安全かつスピーディー(2〜3ヶ月)に行うことができます!
状態が良ければ即日、歯が入ります。
MEGAGENインプラントの強み
他のメジャーなインプラントシステムと比べた際のMEGAGENの優位性を挙げると、以下のような点が特徴的です。
優れた初期固定 - インプラントのスレッドデザインと表面性状が、骨との接触を最大化し、高いプライマリースタビリティを確保。つまり打ったインプラントが安定しやすいです。
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即時荷重への適応力 - 高い初期固定のおかげで、抜歯即時埋入や即時荷重の成功率が高い。
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骨が少ない部位への対応 - 上顎臼歯部などの骨量が限られた部位でも、骨造成をせずに埋入可能。
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審美性の維持 - プロビジョナルの適用がしやすく、歯肉の形態を整えながら治療を進められる。
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治療期間の短縮 - 骨造成を避けられるケースが増えることで、患者の負担を軽減し、治療期間を短縮可能。
まとめ
今回のセミナーを通じて、抜歯即時埋入や即時荷重に関する最新の技術を深く学ぶことができました。特にMEGAGENインプラントの持つ特性が、臨床において大きなアドバンテージとなることを改めて確認しました。
実際の臨床に応用する際には、患者さんごとの適応をしっかりと見極め、確実な手技を実践していくことが重要です。今後も最新の技術を取り入れながら、より良い治療を提供できるよう努めていきたいと思います。
補足:インプラントは長く持たないと聞く という意見を患者さんからもよくいただきます。
それは咬合を学んでいなければ持ちません。そもそも歯がダメになった環境に人工のものを入れても長持ちはしません。なので全体の環境を変える必要がありますが、その辺りを理解せずインプラントのみ入れて終わる治療のみを打診されたのであればちょっと要注意です。
本来、インプラントは80%が25年以上持つものなので、長持ちさせて一生使えるインプラントを入れたい方は当院へお気軽にご相談ください。
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