入れ歯の裏打ちとは?その効果は?
投稿日:2024年6月7日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は入れ歯について、よく裏打ちをさせてもらうのですが裏打ちってなに?ということについて説明していきます。
裏打ちってなに?
裏打ちとは入れ歯の裏側に柔らかい素材を敷きます。
柔らかいティッシュコンディショナーと固いリベース材があります。
どのような時にやるの?
入れ歯の内面に行うクッションなので歯茎が痩せてきて入れ歯と歯茎が合わなくなってきた時に行います。
柔らかいものは痛みが出た時などにも有効で、時間をかけてゆっくり硬くなっていくので使っていく上で形が決まっていくので新しい入れ歯作りの際の参考するために使います。
固いものはできた隙間をしっかり埋めることにより適合をあげ安定を図ります。
どのような効果があるの?
隙間があったものがなくなり適合が良くなるので合わなくなった入れ歯をしっかり使えるようになります。
ただ気をつけて欲しいのは市販の入れ歯の安定剤を使うのはやめましょう!
裏打ちにて調整を行い使えるようにしてください。
注意するポイント
柔らかい裏打ち材は材料をしいた後は柔らかく剥がれやすいのでしばらくは粘膜面はゴシゴシ擦らないようにしましょう。
固い裏打ち材は新しく入れ歯を作った時のような靴ずれのような痛みが出てきやすいので、痛みが出たら歯医者さんにて調整しましょう!
痛いからといってずっと外していると歯医者さんは調整ができないので、少なくとも予約の前日は頑張ってつけましょう!
歯がすり減ったり、大きさや噛み合わせの面など消耗品なのでそれでも使いにくい場合は作り替えましょう! では!
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