歯周病治療の流れとは?
投稿日:2023年7月8日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は、歯周病治療に関してどのような流れで進んでいくのかをお伝えします。
1、歯磨き指導
2、歯茎から上の歯石除去
3、歯茎から下の歯石除去
4−1、外科処置にて徹底的に歯周病をなくす
4−2、歯周病は残っているけど進まないようにメンテナンスに移行
となります。これらは保険範囲内でのスタンダードな形となっています。
1、歯磨き指導
まずは歯磨きですが、これから汚れを落としていくにあたって普段の歯磨きがずっと下手な状態であれば改善はしません!
そして歯周病治療を終えた後、歯磨きが下手だとまたすぐに戻ってしまいます。
なので基礎的な歯磨きがとても大切なのです。
・どのような歯ブラシを使ってどのように磨くか
・どれくらい汚れがついているのか
その辺りがとても大切なのです!
2、歯茎の上の歯石除去
歯石除去は必ず必要なのですがいきなり全ては取れません。特に歯石が歯茎の下にまで及んでいる場合は血だらけで何も見えません。
なのでまずは歯茎の上から歯石を除去して少し健康にしていきます。
3、歯茎の下の歯石除去
そして深いところの歯石除去を少しずつおこなっていきます。
いきなり全ては取れないので1ブロックずつ行っていきます。
4−1、ここで二手に分かれます。徹底的に歯周病を無くしたければ歯周外科になります。
ポケットは確かに治りますが、歯茎がかなり下がるのでしみたり抜く必要のある歯が増えます。
しかし歯周病をなくすならオススメです。
4−2、歯周病を残した状態でメンテナンスへ。
歯周病を残すとはつまりポケットが4ミリ以上の部分が残っている状態です。
そこを徹底的に無くしはせずに、増加しないようにして定期的にケアしていきます。それをSPTと言います。
これらが簡単な歯周病治療の流れです。
これら以外のオプションを組む医院もありますが、最もスタンダードで保険で賄える内容となっています。
問題なのは歯周病を今より進めないことが大切なのです!
しっかり歯医者さんにいき、予防して言いましょう! では!
■ 他の記事を読む■