インプラントのデメリット教えて
投稿日:2022年12月3日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。本日はインプラントに関してのデメリットです。患者さんでも知り合いや身内がインプラントを入れて、大変な目にあったなどのお話を聞きます。 では具体的にはどのようなことが起こるのでしょうか?
1、歯周病になる
2、入れたら周りの歯がダメになった時もしないといけない
3、治療費が高額
4、治療期間が長い くらいかなと思われます。それぞれ解説していきます。
1、歯周病になる
インプラントも歯周病になります。なので術後のメンテナンスをしっかり受けることをおすすめします。また歯周病にならないためには、
・セラミックを入れる。
・しっかり硬い歯茎を作る
・ご自身でのケアをしっかりし、定期検診も通うなどです。
そもそもその部分にトラブルがあって抜歯になってインプラントを入れている人は、残っている歯もしっかり守るためにメンテナンスに行くことは必須だと思ってください。
2、入れたら周りの歯にもインプラントの必要性が出てくる。
まずインプラントを入れて、数年後に横の歯がダメになったとするならば、ブリッジや入れ歯の選択肢はできません。
ブリッジとは、つながった被せ物ですが、インプラントと歯はつなぐことはできません。無理矢理つなぐとダメになってしまいます。
また入れ歯もインプラントにバネを引っ掛けることはできないですからダメです。
ですので横の歯がダメになったら、インプラントを入れなければいけませんが高額なので少ししんどいかもしれないです。しかし、そこは術前にしっかりとした治療計画を立てた上で進めていき、見通しを立てることが重要だと考えます。
3、治療費が高額
インプラントは保険が効かないので1本は大体30〜60万くらいかかります。
材料代も割とかかるのと、オペの時間、治療期間などもありそれくらいするのです。
しかし医療費控除なども使えますし、言い方を変えると皆さんのお口にある歯1本はそれくらいの価値があるということです。なので大切にしましょう!
4、治療期間が長い
インプラントは歯や歯茎の治る時間により通常の治療より期間がかかることがあります。
抜歯をして数ヶ月後、インプラントを打ち、骨と引っ付く期間が下だと3ヶ月、上は6ヶ月かかります。そして2回目のオペにて頭を出し、2〜3ヶ月後に歯茎が落ち着いてきたら型取りを行い、被せ物を入れてようやく完成です!
長い・・。
しかし当院のインプラントは骨と結合する期間が半分です。なので全体の治療期間は平均的な期間より確実に早いです。
インプラントのメリットに関してはまた説明しますが、隣の歯を削らずブリッジや入れ歯よりも自分の歯と同じような感覚で噛める素晴らしい術式だと僕は思います。
これからもご自身の歯は大切にしましょう。では!
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