虫歯じゃないのに歯が痛むの？

「ここ虫歯ですか？」「この痛み、虫歯じゃないんですか？」痛みを訴える方がよくこうおっしゃいます。しかし痛みの原因は虫歯だけではないです。

むしろ虫歯じゃなくても安心はできません。今回はそれについてお話させてもらいます。

こんにちは いぬいです。僕は臨床の場に立たせてもらってまだまだ日が浅いですが、痛みの原因になってるものの1番の原因は虫歯ではなくかみ合わせだと思います。

そもそも虫歯の痛みについて説明させてもらいます。歯の構造はエナメル質、象牙質、セメント質に分かれています。上か横から虫歯が進行すると広がってズキズキする痛みが虫歯が原因であるならば、大抵は外から見て結構黒くなってたり、ボコッと穴が空いています。もちろんそうじゃない場合もあるので、歯が弱い方は定期的に歯医者に検診に行った方が絶対にいいと思います。

かみ合わせが強く当たっている場合、カチカチは大丈夫でもギリギリが強く当たっていても、歯の周りの組織が炎症をおこしたり、神経が生きている歯ならその歯の神経も炎症を起こす場合があります。

また痛みが伴わなくても、症状もなく神経が死んでしまうことや、周りの骨が溶けてしまうこと、ミクロ単位の歯の破折が起こりそこから虫歯になることもあります。奥歯が一本だけ被せものの方とかたくさんいらっしゃいますが、そこだけ磨いてなかったなんてことないと思います。かみ合わせが強く当たって、結果神経を取ることになってしまったケース多いんじゃないかなと僕は思います。

矯正をして綺麗な歯並びの人が、虫歯だらけになったり、総入れ歯になるようなことがほとんどないようにかみ合わせ、歯並びがいかに大切かということです。